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【市況】個別銘柄戦略:資源関連株を中心に下値模索継続へ


原油相場や米国株式市場の大幅な下落を受けて、本日の東京市場も売り優勢の展開が想定される。米国市場休場を控えて、海外投資家の押し目買いなども想定しにくい状況にあるほか、明日の中国の経済指標などを見極めたいとする動きも強まろう。石油元売り各社の業績下振れ観測報道、東京ガスのシェール損失報道なども加わり、資源関連株には一段とネガティブなイメージが強まりそうだ。逆に、1バレル=30ドル割れを受けて、原油安メリット銘柄には見直しの動きなどが強まる余地もありそうだ。なお、株価下落が続く中、徐々に政策期待への思惑などは高まる可能性も。1月28-29日の日銀金融政策決定会合に向けて、追加緩和期待の高まりなども注目され、不動産セクターなどは押し目買いの候補と考えられてこよう。

《KS》

 提供:フィスコ

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