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【市況】日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は7日ぶり大幅反発、構成銘柄のうち224銘柄が上昇と全面高に


13日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり224銘柄、値下がり1銘柄、変わらずなしとなった。

日経平均は7日ぶり大幅反発。12日の海外市場では、中国株に下げ渋りの動きが見られたほか、原油先物価格が一時30ドルを割り込んだもののNYダウは117ドル高と上昇した。こうした流れに加え、日経平均は年初からの6日続落に対する反動が意識され、230円高からスタートした。中国・人民元基準値が前日とほぼ同じ水準に設定され、為替相場が1ドル=118円台まで円安方向に振れたことから、前場の日経平均は上げ幅を拡大する展開となった。後場に入ると伸び悩む場面があったものの、本日の高値圏で取引を終えた。

大引けの日経平均は前日比496.67円高の17715.63円となった。東証1部の売買高は21億3909万株、売買代金は2兆4961億円だった。業種別では、全33業種がプラスとなり、ゴム製品、空運業、証券、その他製品、金属製品が上昇率上位だった。

値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>となり、1銘柄で日経平均を約42円押し上げた。7日引け後に発表した第1四半期決算がマイナス視され、8日には一時36180円まで下落する場面があったものの、相場全体の上昇に連れいったん5日線近辺まで値を戻す形となった。日経平均構成銘柄の上昇率トップはヤフー<4689>で6.5%高、2位はディーエヌエー<2432>で6.0%高だった。構成銘柄のうち224銘柄が上昇する全面高の展開となった。

値下がりしたのはイオン<8267>のみだった。同社は8日引け後に発表した第3四半期決算が市場コンセンサスを下回り、前日に10.0%安と大きく下げていた。本日も弱い動きが続き、一時1578.0円まで下落する場面があった。


*15:00現在


日経平均株価  17715.63(+496.67)

値上がり銘柄数 224(寄与度+497.04)
値下がり銘柄数  1(寄与度-0.37)
変わらず銘柄数  0

○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテ 38690 1060 +41.58
<6954> ファナック 19400 600 +23.54
<9984> ソフトバンクG 5692 164 +19.30
<6971> 京セラ 5273 188 +14.75
<6762> TDK 7080 370 +14.51
<4324> 電通 6450 320 +12.55
<6367> ダイキン 8106 302 +11.85
<8035> 東エレク 7157 281 +11.02
<7270> 富士重 4614 255 +10.00
<4543> テルモ 3695 115 +9.02
<4503> アステラス薬 1649 42.5 +8.34
<7267> ホンダ 3606 103 +8.08
<6988> 日東電 7444 205 +8.04
<5108> ブリヂストン 4087 202 +7.92
<6902> デンソー 5270 201 +7.88
<7203> トヨタ 6953 198 +7.77
<4063> 信越化 6293 189 +7.41
<9613> NTTデータ 5750 180 +7.06
<4704> トレンド 4860 170 +6.67
<7733> オリンパス 4545 165 +6.47

○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<8267> イオン 1592.5 -9.5 -0.37

《NH》

 提供:フィスコ

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