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【市況】11時時点の日経平均は3日続落、アップル関連や任天堂の下げ目立つ


11時00分現在の日経平均株価は18260.70円(前日比113.30円安)で推移している。前日の欧米株式市場はまちまちながらも、中国市場の落ち着きを受けて徐々に買い戻し優勢となった。シカゴ日経225先物清算値が18395円となったことも安心感につながり、本日の日経平均は36円高と3日ぶりに反発してスタートした。ただ、なお中国株の動向を見極めたいとするムードは強く、前日終値を挟んだもみ合いとなった。その後、人民元安を受けて1ドル=118円台半ばまで円高が進み、日経平均は下げ幅を3ケタに広げている。

個別では、トヨタ自<7203>、ソニー<6758>、三菱UFJ<8306>、ソフトバンクグ<9984>、みずほ<8411>など売買代金上位は全般軟調。米アップルのスマートフォン「iPhone」の減産が伝わり、アルプス電<6770>、村田製<6981>、TDK<6762>などの下げが目立つ。一部証券会社の投資評価引き下げが観測されている任天堂<7974>は5%超の下落に。また、タダノ<6395>、タカタ<7312>、ライドオンEX<6082>などが東証1部下落率上位となっている。一方、NTT<9432>、ファーストリテ<9983>、キーエンス<6861>などが堅調。また、フィンテック関連として人気化しているさくら<3778>が連日の大幅高で、ポールHD<3657>、エレコム<6750>などとともに東証1部上昇率上位となっている。

《HK》

 提供:フィスコ

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