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【市況】東京株式(寄り付き)=値ごろ感から押し目買い優勢で始まる

 6日の東京株式市場は売り買い交錯もやや買い優勢でスタート。寄り付きの日経平均株価は前日比36円高の1万8410円と反発。前日の米国株市場では方向感を欠く展開でNYダウは小幅プラスで引けたもののナスダック指数はマイナスとなった。外国為替市場では1ドル=119円台近辺と円高水準でもみ合っており、東京市場でも主力株などに積極的な買いが入りにくい状況にある。

 ただ、日経平均は大発会の急落に続き、前日も安く引けているほか、東証1部の騰落レシオも75%台と売られ過ぎゾーンとされる80%を下回る水準にあることから、押し目買いを誘発し下値抵抗力を発揮することが予想される。中国・上海株市場の動向には引き続き警戒感が根強く、取引時間中は中国市場横にらみで神経質な展開となりそうだ。

 寄り付き時点で業種別では33業種中、26業種前後が高い。値上がり上位にゴム製品、証券、陸運、その他金融、食料品など。値下がりは石油、鉱業、水産など。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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