市場ニュース

戻る
2016年01月04日16時10分

【市況】【↓】日経平均 大引け|大発会としては過去2番目の下げ幅、リスク回避の売りで全面安 (1月4日)


日経平均株価
始値  18818.58
高値  18951.12(10:07)
安値  18394.43(14:41)
大引け 18450.98(前日比 -582.73 、 -3.06% )

売買高  19億8657万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆2653億円 (東証1部概算)

-----------------------------------------------------------------

■本日のポイント

 1.日経平均は582円安と大幅反落
 2.米株安、円高、地政学リスク、中国株安でリスク回避の売り広がる
 3.東証1部の88%の銘柄が下げる全面安商状に
 4.大発会としては過去2番目の下げ幅を記録
 5.売買高は7営業日連続で活況の節目20億株を下回る


■東京市場概況

 前年末の米国市場では、ポジション調整売りに押され、ダウは178ドル安と大幅続落した。年間では2.2%安と7年ぶりの下落となった。

 一方、大発会を迎えた東京市場では、新年相場に対する投資家の期待を裏切って、日経平均は582円安と4営業日ぶりに大幅反落し、10月22日以来の安値水準を付けた。

 米株安、1ドル=119円台への円高進行、サウジアラビア・イランの外交断絶を背景とした地政学リスクの高まりなど逆風が重なり、リスク回避の売りが強まった。

 前場立会中に発表された中国財新12月製造業PMIが10ヵ月連続で景気判断の節目とされる50を下回ったことで、中国株が大幅に下げ、サーキットブレーカーの発動を招いたことも投資家心理に冷や水を浴びせた。

 日産自 <7201> やブリヂストン <5108> 、アルプス <6770> 、オークマ <6103> など輸出関連株が売られたほか、日清粉G <2002> やヤマトHD <9064> 、Jフロント <3086> 、東ガス <9531> といった内需関連株の下落も目立つ。

 東証1部の88%の銘柄が下げる全面安商状となり、大発会としてはリーマン・ショック前の08年の616円安に次ぐ過去ワースト2の下げ幅を記録。下値抵抗ラインだった75日移動平均線(1万8840円)を下回り、一気に一目均衡表(日足)の雲の下限(1万8430円)水準に達した。

 日経平均への寄与度上位5銘柄は昭和シェル <5002> 、国際石開帝石 <1605> 、東芝 <6502> 、JX <5020> 、日水 <1332> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約1円と極めて限定的。

 一方、マイナス寄与の上位5銘柄はファストリ <9983> 、KDDI <9433> 、ファナック <6954> 、ソフトバンク <9984> 、京セラ <6971> 。押し下げ効果は約164円。うち78円はファストリ1銘柄によるもの。


 東証33業種のうち上昇は、鉱業、石油石炭製品の2業種のみ。下落率の小さかった上位5業種は(1)鉄鋼、(2)水産・農林業、(3)海運業、(4)パルプ・紙、(5)卸売業。一方、下落率の大きかった5業種は(1)食料品、(2)化学、(3)輸送用機器、(4)倉庫運輸関連、(5)ゴム製品。

■個別材料株

△国際石開帝石 <1605>
 ニューヨーク原油先物価格が時間外取引で大幅上昇。
△ドーン <2303> [JQ]
 GISクラウドソリューションが自動運転車分野でも注目。
△あみやき <2753>
 4-12月期(3Q累計)経常が8%増益で着地。
△三菱総研 <3636>
 「人事給与業務受託事業の最大手と提携」と報道。
△ITbook <3742> [東証M]
 マイナンバーの運用開始で思惑買い。
△東芝 <6502>
 「革新機構が事業再編を支援」と報道。
△タカタ <7312>
 「部品安定供給へ自動車各社が出資検討」と報道。
△アズワン <7476>
 「今春にも中国で理化学機器通販を本格稼働」と報道。

▲アートSHD <3663> [東証2]
 東証が信用規制。
▲スリーエフ <7544> [東証2]
 今期最終を一転赤字に下方修正、無配転落。
▲セキド <9878> [東証2]
 3-11月期(3Q累計)経常が赤字継続。

 東証1部の値上がり率上位10傑は(1)さくらネット <3778> 、(2)ブレインP <3655> 、(3)コア <2359> 、(4)タカタ <7312> 、(5)イーレックス <9517> 、(6)タカキタ <6325> 、(7)フォーバル <8275> 、(8)綿半HD <3199> 、(9)ライドオンE <6082> 、(10)福井コン <9790> 。

 値下がり率上位10傑は(1)DNC <4246> 、(2)オープンH <3288> 、(3)ネクスト <2120> 、(4)中国塗 <4617> 、(5)アドテスト <6857> 、(6)レオン <6272> 、(7)コーセー <4922> 、(8)飯田GHD <3291> 、(9)東映 <9605> 、(10)ニッコンHD <9072> 。


【大引け】

 日経平均は前日比582.73円(3.06%)安の1万8450.98円。TOPIXは前日比37.63(2.43%)安の1509.67。出来高は概算で19億8657万株。値上がり銘柄数は1935、値下がり銘柄数は170となった。日経ジャスダック平均は2638.65円(8.95円安)。

[2016年1月4日]

株探ニュース

日経平均