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【市況】よりターゲットを絞った材料株物色へ【クロージング】


22日は日経平均は小幅に続落。29.32円安の18886.70円(出来高概算19億7000万株)で取引を終えた。米株高の流れを受けて小幅に反発して始まると、寄付き直後には一時18943.46円まで上げ幅を広げる場面もみられた。しかし、市場参加者が減少する中で積極的な売買は限られ、節目の19000円には届かず。一方で下を売り込む流れにもならず、狭いレンジ内での取引が続いた。

日経平均は続落となったが、指数インパクトの大きい値嵩株などの影響が大きく、全体でみると、構成銘柄の騰落は値上がり104、値下がり113、変わらず8と拮抗。また、東証1部の規模別指数は大型、中型、小型株指数ともに上昇している。一方で、東証2部指数、マザーズ指数、ジャスダック平均はマイナスになるなど、祝日を控えていることもあって、個人の取引も限られていたとみられる。

祝日明けは海外の動向を受けた流れになろうが、クリスマスイブは短縮取引、クリスマスは休場となる市場が多いこともあり、より参加者が限られることで閑散取引になるだろう。材料株物色としても、よりターゲットを絞った売買になりそうだ。

《AK》

 提供:フィスコ

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