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【市況】マザーズ指数は3日ぶり反落、ミクシィがマザーズ下落率トップ/マザーズ市況


 本日のマザーズ市場は、大引けにかけてリスク回避の売りが強まる展開となった。前場は直近の上昇を受けて利益確定の動きも見られたが、下値では押し目買いが入り底堅さを見せた。ただ、日本銀行・金融政策決定会合の結果発表後に日経平均が大きく下落した局面で、マザーズ指数もこれに連れて下げ幅を広げた。なお、マザーズ指数は3日ぶり反落、売買代金は概算で1122.92億円。騰落数は、値上がり68銘柄、値下がり142銘柄、変わらず7銘柄となった。
 個別では、ミクシィ<2121>がマザーズ下落率トップとなり指数を押し下げた。一部証券会社の投資評価引き下げがネガティブ視された。また、ブランジスタ<6176>、ラクス<3923>、あんしん保証<7183>などの直近IPO銘柄が下落率上位を占めた。その他、モルフォ<3653>、FFRI<3692>、カイオム<4583>、サイバダイン<7779>、UNITED<2497>などが軟調だった。一方、フィンテック関連物色は依然活発で、リアルワールド<3691>、ラクーン<3031>、アイリッジ<3917>、ビリングシス<3623>がストップ高まで上昇したほか、PATH<3840>、セレス<3696>、GMOメディア<6180>も10%超の大幅高となった。前日上場のオープンドア<3926>は引き続き買われた。その他、SOSEI<4565>、インフォテリア<3853>、インベスターズクラウ<1435>、メタップス<6172>、ダブルスタンダード<3925>などが堅調だった。
 なお、本日マザーズ市場へ新規上場したアークン<3927>は買い気配のまま初値が付かなかった。
《HK》

 提供:フィスコ

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