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【材料】九州電力が大幅続落、国内大手証券は玄海3・4号の予想再稼働時期繰り下げ

 九州電力<9508>が大幅続落。下げ幅を縮小しているものの、電力株の中では下げがきつい。SMBC日興証券がネガティブなリポートをリリースしている。

 リポートでは、足元の事業環境を考慮し、これまでの原子力規制委員会の適合性審査の進捗ペースや17年3月期からの電力全面自由化等の影響を織り込み、同社に対する業績予想を修正している。玄海3・4号の再稼働時期を従来の17年3月期第2四半期から18年3月期第2四半期以降に繰り下げている。

 同証券ではまた、会社側が財務の安定性を重視していることを踏まえ、配当予想を引き下げている。目標株価は2000円から1400円に引き下げ、投資評価は「1」(アウトパフォーム)から「2」(中立)へ格下げしている。
《MK》

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