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【市況】12月メジャーSQ前後の裁定解消売りに注意、裁定買い残は今年3番目の高水準

 日経平均株価は9月29日の安値1万6901円を底に約2か月間超のリバウンド相場を演じた。テクニカル分析では戻り高値メドに8月20日~21日に開けた「日足チャートの窓(2万33円)」に届かず、「窓埋め完了できずに戻り高値終了」との観測が強まってきた。
 三菱UFJモルガン・スタンレー証券がリリースしたテクニカル分析のリポートでは、裁定買い残の増加は9月5週以来、9週連続となっており、日経平均・TOPIX安値9月29日から上昇したのと一致している事から、今回の上昇相場は先物主導であったとこを裏付けていると解説。
 また現在の裁定買い残は3兆5984億円と今年3番目の高水準、12月メジャーSQ前後から裁定解消売りが始まる可能性に留意としている。
《MK》

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