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2015年11月26日15時43分

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):コカウエスト、三菱紙、東芝、HOYA

■コカ・コーラウエスト <2579>  2,533円  +29 円 (+1.2%)  本日終値
 25日、コカウエスト <2579> が株主優待制度を拡充すると発表したことが買い材料視された。株主優待の実施回数を年2回から年1回に変更し、長期保有優遇制度を導入する。3年以上継続して保有する株主にはコカ・コーラ社製品詰合せなどと交換できる株主優待ポイントを追加で、30~120ポイント(1800円相当~7200円相当)贈呈する。100株以上500株未満保有の株主では、現行は一律3600円相当(年ベース)を贈呈しているが、新制度になると保有期間が3年未満で2700円相当、3年以上は4500円相当の贈呈となる。

■三菱製紙 <3864>  88円  +1 円 (+1.2%)  本日終値
 三菱製紙<3864>が小動き。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、16年3月期で終了する中期経営計画は、営業利益目標85億円を58.8%下回るなど未達になりそうと見ているものの、イメージングや機能材は計画通りと指摘。次期中期経営計画では、国内洋紙事業の収益力強化や欧州感熱紙事業の黒字転換による紙・パルプ事業の収益改善が鍵となり、イメージングや機能材の新製品新規事業での利益成長がけん引役になると解説。レーティング「ニュートラル」を継続、目標株価を85円から89円に引き上げている。

■東芝 <6502>  285.6円  +2.9 円 (+1.0%)  本日終値
 東芝<6502>が小動き。同社は25日引け後に、ウエスチングハウス(WH)に関する説明会を11月27日に開催予定と発表した。ゴールドマンサックス証券では、東芝・ウエスチングハウスの説明会は、今までの経緯や説明をバックアップする内容と推計。新たにネガティブな材料は発表されないだろうと予測している内容のリポートをリリースしている。

■HOYA <7741>  5,065円  +46 円 (+0.9%)  本日終値
 HOYA<7741>が反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、同社に対する業績予想の上方修正と目標株価算出基準となる期を今回より16年3月期から17年3月期へと変更したことにともない、目標株価は5100円から5600円へ引き上げた。新しい目標株価は前日終値5019円と比べ11.6%高い水準にある。情報・通信の利益率が同証券想定よりも高い水準で推移している点を業績予想に織り込んだ、としている。レーティングは「ニュートラル」を継続している。

■THK <6481>  2,363円  +21 円 (+0.9%)  本日終値
 THK<6481>が3日ぶりに反発。SMBC日興証券はTHKに対する業績予想について、16年3月期の営業利益は274億円から220億円(前期比23%減)へ、17年3月期は240億円から224億円(同2%増)へ引き下げ、目標株価は2400円から2200円へ引き下げた。ただ、セクター内相対評価に基づく投資評価は「2」(中立)を継続している。スマホ関連設備投資減速により、16年3月期業績は厳しいと指摘。17年3月期については、スマホ関連設備投資は前期比で減少傾向が続くとみているほか、中国でスマホ以外の設備投資も回復は見込みづらいうえ、16年3月期には補助金効果もあったとみられる国内設備投資が17年3月期には減速するリスクもあるとの見方から、新規連結効果を除けば、前期比で減益リスクが高いとの見解を示している。

■西武ホールディングス <9024>  2,647円  +23 円 (+0.9%)  本日終値
 モルガン・スタンレーMUFG証券のインバウンド関連のリポートでは、2016年には、政府目標の「2020年2000万人」を4年前倒しで達成すると予想。国籍別では、中国、香港、台湾、韓国など「アジア」が牽引するとの見方で、中国は、2014年241万人に対し、2015年は509万人、2016年は688万人になると試算。関連銘柄では、西武ホールディングス<9024>、日本航空<9201>、エイチ・アイ・エス<9603>、日本空港ビルデング<9706>の「オーバーウエイト」を継続している。

■武田薬品工業 <4502>  6,204円  +46 円 (+0.8%)  本日終値
 武田薬品工業<4502>が小幅反発。クレディ・スイス証券では、多発性骨髄腫治療薬ニンラロが米国で予定より4カ月ほど早く承認され、12月前半には販売開始となる見込みとなったことを受け、ニンラロが注目新薬であることは間違いないと指摘。それでも、インべストメントケースとしては、ベルケイドの特許切れの影響などで目先の株価の上値は限定的との見方で、ニンラロの状況や第3四半期決算の出来栄え次第で株価が上下する可能性があると解説。レーティング「ニュートラル」を継続、目標株価を6000円から6300円に引き上げている。

■コニシ <4956>  2,577円  +12 円 (+0.5%)  本日終値
 接着剤最大手のコニシ<4956>が反発。岩井コスモ証券は同社について、16年3月期通期の売上高を前期比4.5%増の1210億円(会社計画と同水準)、営業利益は同16.7%増の62億円(会社計画は同12.4%増の59億7000万円)と予想。株価は年初来高値圏にあるものの、今期の予想PERで12倍台と割高感はないと指摘し、今後も堅調な業績推移を期待して新規に投資判断を5段階中上位から2番目の「B+」、目標株価を2970円に設定している。

■黒田電気 <7517>  2,455円  +7 円 (+0.3%)  本日終値
 黒田電気<7517>など村上関連株は朝安後、値を戻す展開。「モノ言う株主」として知られる村上世彰氏は25日、「相場操縦の疑い」から証券取引等監視委員会からの強制調査を受けた。これを受け村上氏が大株主となっている黒田電やエクセル<7591>、三信電気<8150>は25日の引け際に急落した。ただ、この日は朝方に値を下げて始まったものの、売り一巡後は値を戻している。黒田電は朝方に前日比63円安の2385円まで売られたが、その後、プラス圏に浮上した。大量保有報告書によると村上氏は共同保有分を含めると黒田電の16.15%の株式を保有している。今後の同氏の保有株の行方は気になるが、黒田電の連結PBRは1.2倍で配当利回り3.8%。また、エクセルの連結PBRは0.65倍、三信電気は同0.60倍で割高感は乏しく下値には買いが入っているようだ。一方、同じく村上氏が大株主となっているアコーディア・ゴルフ<2131>はこの日、一時、前日比7%安と急落した。

●ストップ高銘柄
 ケミプロ化成 <4960>  192円  +50 円 (+35.2%) ストップ高   本日終値
 倉元製作所 <5216>  356円  +80 円 (+29.0%) ストップ高   本日終値
 保土谷化学工業 <4112>  231円  +50 円 (+27.6%) ストップ高   本日終値
 など、4銘柄

●ストップ安銘柄
 LCAHD <4798>  1円  0 円 (0.0%) ストップ安   本日終値
 以上、1銘柄

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