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【材料】富士電機が反落、国内大手証券は良好でない事業環境の中で全般的に健闘している点を評価

 富士電機<6504>が3日ぶりに反落。下げ幅をやや縮小しているものの、寄り付きから軟調展開。同社株は10月下旬から上昇トレンドにあるほか、前週は8月の急落前の高値水準となる560円近辺で推移していたこともあり、きょうは利益確定目的の売りが優勢となっているようだ。
 SMBC日興証券は、同社の投資評価「1」(アウトパフォーム)を継続するものの、目標株価を710円から680円へ引き下げている。投資評価「1」継続の理由として、目標株価が現行株価に対し20%程度の上値余地があり、また必ずしも良好とは言えない事業環境の中で全般的に健闘している点を評価したため、としている。これに伴い、産エレセクター内で日立製作所<6501>や三菱電機<6503>など大手に準じた優位性があるとの見方を、同証券では継続している。
《MK》

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