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2015年11月19日13時08分

【特集】<話題の焦点>=家庭向けプロジェクター、高性能機が低価格化

 家庭向けプロジェクターの市場規模が再び拡大傾向にある。

 家庭向けプロジェクターについては、薄型テレビのさらなる大画面化や低価格化の影響を受けていたが、フルハイビジョン(1080p)や3D対応モデルの低価格化が進んできたことで、この数年は普及が加速、映画館と同様に高画質の映画を大画面で気軽に楽しめることが魅力となり、注目度が高まっている。富士キメラ総研の調査によると2014年度は前年比27%増となり、15年度も引き続き2ケタ以上の伸びを見込んでいる。

 「dreamio」ブランドで展開するセイコーエプソン<6724>はフルHDと3D映像に加えて斜め横からでも投写できる優れた設置性を実現。実売で10万円前後の価格となっており、高性能ながらも値ごろ感ある価格設定の機種が人気を集めている。

 ソニー<6758>も15万3000円(税別)の4Kフラッグシップモデル「VPL-VW1100ES」に加えて9万円(税別)という普及価格帯の「VPL-VW515」でも4K画質と3Dに対応している。

 これらプロジェクターの光源に用いられるランプで高シェアを誇るのがヘリオス テクノ ホールディング<6927>傘下のフェニックス電機。プロジェクター用ランプには主として超高圧水銀灯(SHP)が使われているが、同社では1997年に高性能な超高圧水銀灯の製造に不可欠な「二重シール構造」を開発。この分野においては他社の追随を許さない優れた性能を有している。

◆家庭向けプロジェクターの関連銘柄

 銘柄<コード>        コメント

エプソン<6724>      「dreamio」ブランドで展開
ソニー<6758>       4Kと3D対応で9万円の機種を販売
JVCKW<6632>     4K対応の高級機を中心に販売
ヘリオステクノH<6927>  プロジェクター用ランプで高シェア
リコー<7752>       「ハローキティ」の顔をデザインした機種を発売

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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