【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】 … ディップ、高島屋、島忠 (10月9日発表分)
―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の10月8日から9日の決算発表を経て13日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 パソナG <2168>
16年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常利益は前年同期比10.5%減の2.5億円に減り、6-11月期(上期)計画の12.3億円に対する進捗率は20.8%にとどまり、5年平均の57.3%も下回った。
▲No.2 ワキタ <8125>
16年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益は前年同期比13.7%減の39.9億円に減り、従来の0.5%増益予想から一転して減益で着地。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<2168> パソナG 東1 -7.49 10/ 9 1Q -10.49
<8125> ワキタ 東1 -6.90 10/ 9 上期 -13.71
<8184> 島忠 東1 -6.77 10/ 9 本決算 7.79
<2379> ディップ 東1 -6.22 10/ 9 上期 65.09
<7818> トランザク 東1 -4.55 10/ 9 本決算 14.07
<3349> コスモス薬品 東1 -3.50 10/ 9 1Q 16.82
<3385> 薬王堂 東1 -3.44 10/ 9 上期 15.00
<2735> ワッツ 東1 -2.34 10/ 9 本決算 8.47
<8233> 高島屋 東1 -0.78 10/ 9 上期 14.16
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした13日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。
株探ニュース