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【市況】個別銘柄戦略:TPPや原発関連など物色の切り口豊富


雇用統計の下振れを受けて、米国での年内利上げは遠のいた印象が強い。早期の米利上げ懸念後退に加えて、TPP交渉大筋合意報道も追い風となる。さらに、米利上げの先送り観測を受けて日銀の追加緩和期待なども一段と高まる余地がある。高寄り後も本日の株式市場は上値追いの公算がありそうだ。TPP関連が幅広く物色されるとみられるほか、日印原子力協定締結報道を受けて、原発関連にも見直しの動きが強まって行く公算。ほか、不動産やノンバンクなど緩和メリット銘柄などにも注目。ノーベル賞の発表も予定されるなか、バイオ関連株などにも期待感。先週末にはファストリ<9983>の月次が発表されているが、相対的に伸び悩んだ印象が強い。一方、アドストリア<2685>やUアローズ<7606>などは順調推移に。

《KS》

 提供:フィスコ

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