【材料】CIJ---企業のIT投資意欲の回復が追い風
CIJ<4826>は独立系のソフトウェア開発会社。ハードウェアやネットワークインフラの構築、データセンタの活用、運用・保守など、トータルでシステムインテグレーションサービスを提供している。北海道、北陸、九州、沖縄などでのニアショア開発に加え、上海にも拠点を有する。日立製作所<6501>の基本ソフトウェア開発からスタート後、NTTデータ<9613>のビジネスパートナーにも選定されている。
2016年6月期は売上高で前期比2.3%増の180.0億円、経常利益で同1.9%増の14.2億円が見込まれている。足元では企業のIT投資意欲の回復が追い風で、システム開発などの案件の受注で堅調推移が予想される。PBRは0.87倍と1倍を下回り、配当利回りは2.55%と相対的に高水準。時価総額96.6億円に対して、ネットキャッシュは50億円強と高水準。安定配当が基本方針。
《SF》
提供:フィスコ