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【市況】個別銘柄戦略:ディフェンシブの一角などに資金逃避の動きを想定


欧米株式市場の大幅安を受けて売り先行の展開となるが、押し目買いの動きなどもそれほど強まりにくいとみられる。中国では経済指標の発表を控えているほか、寄り前の外資系証券売買フローも買いオーダーが極端に減少、買い手控えにつながっていきそうだ。商品市況では反発に転じるものも見られるが、中国景気の先行き懸念などが強い状況下、資源関連株も引き続き売りが優勢か。ディフェンシブ銘柄への資金逃避の動きが見込まれるものの、インバウンド関連などには出尽しムードも引き続き強まる可能性はあろう。マイナンバー関連などの情報サービスクセクターや建設株などが相対的に優位か。なお、村田製には一部で格上げの動きが観測されるが、好反応は限定的だろう。

《KS》

 提供:フィスコ

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