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【市況】<マ-ケット日報> 2015年8月17日

 週明けの市場は日経平均が反発。終値は前週末比100円高の2万620円だった。米株上昇や中国人民元切り下げ一服を受けて序盤は150円近い反発となったが、一段と買い上がる材料が見当たらず10時過ぎからは上げ幅を縮小して方向感を失った。寄り前に発表された4-6月のGDPは予想通りのマイナス成長だったが、予想より下振れしなかった分安心感を呼んでいた。

 前週末の米国市場は中国人民元切り下げショックの一巡からダウ平均が続伸した。米国の各種経済指標が予想より良かったことも買い安心感につながった模様。ダウ平均は終盤にかけてじわりと上げ幅を広げて引けている。さて、人民元ショックから立ち直りを見せる東京市場だが、ミクロ(企業業績)の買い材料はあってもマクロ(景気指標)に買い材料がなく、指数はリバウンド的な上げとなった後は方向感を欠く動きとなった。代表的なマクロ指標である4-6月GDPは予想通りの数値となったが、年率1.6%のマイナス成長とあっては迫力ある株高にはつながらない。消費と外需の落ち込みが主因となると7-9月も劇的な回復は見込めず、日経平均の上値を抑制する要因となる。最近のネガティブな中国情勢も外需の落ち込みの主因であるだけに、中国情勢に一喜一憂せざるを得ない状況が続きそう。今週は19日に米FOMC議事要旨発表があり、米国の利上げに関する見方も相場を左右しそうだ。(ストック・データバンク 編集部)

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