市場ニュース

戻る
 

【材料】日山村硝がカイ気配スタート、9月中間期業績予想を上方修正、修繕費などのコスト削減に成功

 日本山村硝子<5210>がカイ気配スタート。10日の取引終了後、第2四半期累計(4~9月)連結業績見通しについて、予想の修正を発表。売上高は従来予想の360億円(前年同期比1.7%減)を据え置きつつ、営業利益を従来予想の1億円から4億円(前年同期2億4900万円の赤字)へ、純利益を同2億円から5億円(前年同期比91.3%減)へ上方修正したことが好感されている。
 ガラスびん関連事業で修繕費などのコスト削減に成功したことに加えて、海外子会社の業績改善が順調に進捗したことなどが要因。なお、16年3月期通期は、下期に国内燃料価格の上昇が見込まれるため、売上高710億円(前期比1.2%増)、営業利益7億円(前期8億5000万円の赤字)、純利益9億円(前期比83.4%減)の従来予想を据え置いている。
 同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高182億800万円(前年同期比2.2%減)、営業損益2億9400万円の黒字(前年同期3億3000万円の赤字)、最終損益2億9300万円の黒字(同3億8400万円の赤字)だった。

日山村硝の株価は9時3分現在200円(△100円)カイ気配


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

株探からのお知らせ

    日経平均