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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):オカモト、大建工、松屋、JCU

■オカモト <5122>  706円  +100 円 (+16.5%) ストップ高   本日終値  東証1部 上昇率3位
 3日に決算を発表。「上期経常を一転24%増益に上方修正・最高益、通期も増額」が好感された。
 オカモト <5122> が8月3日大引け後(16:00)に決算を発表。16年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比2.9倍の32.3億円に急拡大した。
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■大建工業 <7905>  384円  +47 円 (+14.0%)  本日終値  東証1部 上昇率4位
 3日、大建工 <7905> が決算を発表。16年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比73.4%増の12.1億円に拡大して着地したことが買い材料。合板などの輸入品を中心とした原材料コストの上昇に対し、国産木材の活用と販売価格改定で採算が改善したことが寄与。合理化効果による販管費の抑制も大幅増益に貢献した。

■松屋 <8237>  2,581円  +197 円 (+8.3%)  本日終値
 3日に発表した「7月の銀座本店の売上高は29.1%増」が買い材料。
 7月の銀座本店(銀座店と浅草店の合計)の売上高は前年同月比29.1%増。うち銀座店は32.9%増と前月に続き高水準を維持した。

■JCU <4975>  5,250円  +395 円 (+8.1%)  本日終値
 3日、JCU <4975> が決算を発表。16年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比49.7%増の11.5億円に拡大して着地したことが買い材料。中国を中心にプリント配線板用や自動車用めっき薬品の販売が好調だったことが寄与。円安による収益押し上げ効果も大幅増益に貢献した。併せて、上場10周年記念配当20円を実施する形で、今期の年間配当を100円→120円に増額修正。前日終値ベースの配当利回りが2.47%に上昇したとを受け、配当取り狙いの買いも向かった。

■百十四銀行 <8386>  449円  +31 円 (+7.4%)  本日終値
 3日、百十四 <8386> が16年3月期の連結経常利益を152億円→188億円(前期は186億円)に23.7%上方修正。従来の18.6%減益予想から一転して0.7%増益見通しとなったことが買い材料。有価証券利息配当金の増加や有価証券関係損益の改善、与信関係費用の減少が利益を押し上げる。業績上振れに伴い、今期の年間配当を7円→8円(前期は7円)に増額修正したことも好感された。同時に、株主優待制度を導入すると発表。毎年3月末日に1000株以上保有する株主を対象に、1000株以上5000株未満で2500円相当、5000株以上で5000円相当の香川県特産品を贈呈する。初回のみ15年9月末日に1000株以上を保有する株主が対象となる。

■フジミインコ <5384>  1,839円  +121 円 (+7.0%)  本日終値
 3日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は49%増益で着地」が好感された。
 フジミインコ <5384> が8月3日大引け後(16:20)に決算を発表。16年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比49.1%増の13億円に拡大し、4-9月期(上期)計画の21億円に対する進捗率は62.3%に達し、5年平均の47.3%も上回った。
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■大塚商会 <4768>  7,090円  +450 円 (+6.8%)  本日終値
 SMBC日興証券が3日付で大塚商会 <4768> の投資判断「1(強気)」を継続し、目標株価を6600円→7300円に増額したことが買い材料視された。リポートでは、15年4-6月期は前年同期比14.8%営業増益となって、ハードルが高いと思われた15年6月上期の営業利益計画を達成したことを評価している。また、足もとの状況は昨年と比較して大きく改善しており、7-9月期の増収増益率はさらに高まると指摘。下期からの回復ペースが加速する予想に変更はないとした。

■紀陽銀行 <8370>  1,944円  +118 円 (+6.5%)  本日終値
 3日に決算を発表。「今期経常を一転36%増益に上方修正」が好感された。
 紀陽銀 <8370> が8月3日大引け後(15:30)に決算を発表。16年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比2.0倍の114億円に急拡大した。
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 同時に発表した「1.11%を上限に自社株買いを実施」も買い材料。
 3日、紀陽銀 <8370> が発行済み株式数(自社株を除く)の1.11%にあたる80万株(金額で15億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は2015年8月7日から2016年3月24日まで。

■イーグル工業 <6486>  2,645円  +149 円 (+6.0%)  本日終値
 3日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は43%増益で着地」が好感された。
 イーグル工 <6486> が8月3日大引け後(15:00)に決算を発表。16年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比43.4%増の52.6億円に拡大し、4-9月期(上期)計画の80億円に対する進捗率は65.8%に達し、5年平均の53.7%も上回った。
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■日本曹達 <4041>  782円  +44 円 (+6.0%)  本日終値
 3日、日曹達 <4041> が16年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の65億円→102億円に56.9%上方修正。増益率が28.6%増→2.0倍に拡大し、7期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。化学品事業や建設事業が堅調に推移する中、米国子会社の業績好調に伴い、持分法投資利益が拡大することが利益を大きく押し上げる。

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