【材料】東京都競馬が続伸、「在宅投票システム」順調持続で１５年１２月期業績予想を上方修正

　東京都競馬<9672>が続伸。３０日の取引終了後、１５年１２月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の１８２億８８００万円から１８５億９５００万円（前期比４．４％増）へ、営業利益を同４０億９５００万円から４７億９２００万円（同１０．７％増）へ、純利益を同２０億８０００万円から２６億２２００万円（同４３．２％増）へ上方修正したことが好感されている。上期に、前期に構築した「在宅投票システム（ＳＰＡＴ４）」が引き続き順調に推移したことに加えて、４月に行った同システムなどの保守運営をはじめとする契約形態の変更などが寄与したという。
　同時に発表した第２四半期累計（１～６月）決算は、売上高７９億３０００万円（前年同期比１０．８％増）、営業利益１６億８６００万円（同６２．５％増）、純利益１１億３３００万円（同２．９倍）だった。
　あわせて、空調設備の設計施工、保守サービスを手掛けるタック（東京都品川区）の全株式を７月３１日付で取得し、子会社化すると発表した。

東京都競馬の株価は９時３０分現在２９４円（△１０円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）

最終更新日：2015年07月31日 09時38分