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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):大和、モノタロウ、東電、NTTドコモ

■大和証券グループ本社 <8601>  964.5円  +54.4 円 (+6.0%)  本日終値
 29日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は59%増益で着地」が好感された。
 大和 <8601> が7月29日大引け後(16:00)に決算を発表。16年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比59.0%増の631億円に拡大した。
  ⇒⇒大和証券グループ本社の詳しい業績推移表を見る

■MonotaRO <3064>  6,470円  +340 円 (+5.6%)  本日終値
 29日、モノタロウ <3064> が15年12月期の連結経常利益を従来予想の59.9億円→69.4億円に15.8%上方修正。増益率が37.9%増→59.7%増に拡大し、従来の6期連続での過去最高益予想をさらに上乗せしたことが買い材料。商品拡充、テレビCM効果などによる既存顧客の需要や新規顧客の増加で、売上が計画を上回ることが寄与。物流センター稼働による生産性の向上やコストの抑制も上振れに貢献する。同時に、9月30日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施すると発表。併せて、年間配当を従来計画の20円→17円(前期は14円)に修正した。年間配当は実質20.0%の増額となる。

■東京電力 <9501>  838円  +40 円 (+5.0%)  本日終値
 29日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は4.1倍増益で着地」が好感された。
 東電 <9501> が7月29日大引け後(16:00)に決算を発表。16年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比4.1倍の2141億円に急拡大した。
  ⇒⇒東京電力の詳しい業績推移表を見る

■NTTドコモ <9437>  2,652.5円  +119 円 (+4.7%)  本日終値
 29日、NTTドコモ <9437> が決算(米国会計基準)を発表。16年3月期第1四半期(4-6月)の連結税引き前利益は前年同期比13.2%増の2406億円に伸びたことが買い材料。毎月の利用料金から一定額を割り引く「月々サポート」や新料金プラン「カケホーダイ&パケあえる」の影響でモバイル通信サービス収入は減少したものの、動画配信サービスやdマーケットなどのスマートライフ事業が伸びたことが寄与。コスト効率化による販売・ネットワーク関連経費の減少なども増益に貢献した。

■アマノ <6436>  1,660円  +61 円 (+3.8%)  本日終値
 29日、アマノ <6436> が決算を発表。16年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比3.2倍の19.2億円に急拡大して着地したことが買い材料。国内向け情報システムや北米・アジア向け駐車場管理の受注が伸びたことが寄与。工場向け集塵機などを手掛ける環境システム事業の収益拡大も大幅増益に貢献した。

■フジクラ <5803>  657円  +21 円 (+3.3%)  本日終値
 29日、フジクラ <5803> が決算を発表。16年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比33.2%増の71.3億円に拡大して着地したことが買い材料。フレキシブルプリント基板や電子ワイヤの販売が好調だったことが寄与。円安で光ファイバーの輸出採算が改善したことも利益を大きく押し上げた。上期計画の100億円に対する進捗率は71.4%に達しており、業績上振れを期待する買いが向かった。同時に、発行済み株式数(自社株を除く)の1.27%の自社株買いを実施すると発表。株主還元を好感する買いも向かった。

■ガンホー <3765>  406円  -34 円 (-7.7%)  本日終値
 29日に決算を発表。「上期経常が21%減益で着地・4-6月期も28%減益」が嫌気された。
 ガンホー <3765> [JQ] が7月29日大引け後(15:00)に決算を発表。15年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比21.3%減の415億円に減った。
  ⇒⇒ガンホーの詳しい業績推移表を見る

■ヒガシトゥエンティワン <9029>  484円  +80 円 (+19.8%) ストップ高   本日終値
 29日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は92%増益・上期計画を超過」が好感された。
 ヒガシ21 <9029> [東証2] が7月29日大引け後(15:00)に決算を発表。16年3月期第1四半期(4-6月)の経常利益(非連結)は前年同期比91.9%増の3.3億円に拡大し、4-9月期(上期)計画の2.7億円に対する進捗率が120.7%とすでに上回り、さらに5年平均の54.7%も超えた。
  ⇒⇒ヒガシトゥエンティワンの詳しい業績推移表を見る

■アトラ <6029>  3,325円  +503 円 (+17.8%) ストップ高   本日終値
 29日、アトラ <6029> [東証M] が15年12月期上期(1-6月)の経常利益(非連結)を従来予想の5500万円→1億0300万円に87.3%上方修正したことが買い材料。新たに取り扱いを開始した機材の販売が好調なうえ、口コミ・予約に特化した「HONEY-STYLE」において開催している鍼灸接骨院向けセミナーが順調に推移したことが寄与した。同時に、8月31日現在の株主を対象に1→3の株式分割を実施すると発表。株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いを誘った。

■アグロ カネショウ <4955>  1,034円  +94 円 (+10.0%)  本日終値  東証1部 上昇率4位
 29日、アグロカネシ <4955> が15年12月期の連結経常利益を従来予想の11.8億円→19.6億円に66.0%上方修正。減益率が49.2%減→15.7%減に縮小する見通しとなったことが買い材料。海外で殺ダニ剤や土壌消毒剤の販売が好調に推移する中、既存剤に係る研究開発費が想定を大きく下回ることが利益を押し上げる。前日終値ベースの予想PERが19.2倍→12.5倍に急低下し、割安感が強まったことも買い気を誘った。

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