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【通貨】外為サマリー:一時1ドル124円10銭に上昇、FOMC経て米9月利上げに含み残る

 30日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=124円05銭前後と前日午後5時時点に比べ39銭のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=136円06銭前後と同49銭のユーロ安・円高で推移している。
 前日のニューヨーク市場では、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が発表され、政策金利は0.00~0.25%で据え置かれた。注目を集めた声明文では、具体的な利上げ時期は明示されなかったが、労働市場に前向きな評価があり、9月利上げに含みが残された。これを受け、一時124円台に乗せる場面があった。
 この日の東京市場では、米国市場の流れを引き継ぎ、堅調に推移。日経平均株価の上昇も追い風となり午前9時50分過ぎに124円10銭まで値を上げている。今晩は米国で第2四半期(4~6月)国内総生産(GDP)の発表があり、その結果も関心を集めている。
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0965ドル前後と前日に比べ 0.0077ドルのユーロ安・ドル高で推移している。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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