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【市況】10時時点の日経平均は249円安、メガバンクが弱い一方、キヤノンは逆行高


10時時点の日経平均は前日比249.62円安の20110.48円で推移している。中国株急落を受けた欧米株安が影響して東京市場は売り優勢で取引を開始。先物市場でも寄付きから売りが膨らみ、日経平均は9時34分に20093.15円と20100円台を割り込む場面が見られた。ただ、売り買いが一巡すると先物市場の商いは減少。為替市場では、ドル・円が123円10銭台、ユーロ・円は136円60銭台と目立った動きは見られない。市場は上海総合指数のスタートを見極めたいとするムードが強まっている。

規模別株価指数では大型株が相対的に弱い。業種別では、水産・農林のみプラス圏を推移している一方、海運、銀行、不動産、化学、非鉄金属、鉱業の下げがきつい。東証一部の売買代金上位銘柄では、トヨタ自<7203>、みずほ<8411>、三菱UFJ<8306>、ソフトバンクG<9984>、ソニー<6758>が弱いほか、日東電工<6988>がきつい下落。一方、キヤノン<7751>が逆行高となっている。

(先物OPアナリスト 田代昌之)

《MT》

 提供:フィスコ

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