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【材料】明治海が大幅高で2年2カ月ぶり500円台乗せ、海運セクターでも突出した値動き

 明治海運<9115>が大幅高で3連騰、2年2カ月ぶりに500円台を回復した。ここバルチック指数の回復歩調などを背景に買い優勢となっている海運セクターの中でも突出した動きだ。発行株数3600万株と小型で浮動株比率も低く、株価は元来ボラティリティが高い。海運セクターの上昇が目立った2007年の5月から6月にかけ1500円台まで短期間で3倍化した経緯があり、この時も上昇率で群を抜いていた。足もとの株高は、ばら積み船だけではなくタンカー市況が上昇基調にあることも同社に有利に働いているほか、同社の売り上げの3分の1を担うホテル事業ではインバウンド消費の恩恵が思惑材料となっている。

明治海の株価は11時8分現在512円(△58円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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