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【材料】ジーンテクノサイエンス---大株主の異動を発表


ジーンテクノサイエンス<4584>は15日、21日付でダイドードリンコ<2590>が新たに大株主になる株主異動を発表した。

同社の筆頭株主であるウィズ・ヘルスケアPE1号投資事業有限責任組合より、ウィズ・ヘルスケアが保有する同社株式225,105株のうち100,000株を21日付でダイドードリンコへ譲渡完了することに伴い、ダイドードリンコが第2位の大株主となる。

ジーンテクノサイエンスは、フィルグラスチムのバイオシミラーの開発などを手掛け、ウィズ・ヘルスケアの無限責任組合員である(株)ウィズ・パートナーズが、同社との投資契約締結以降、企業価値の向上を目指して、事業開発及びアライアンス活動等、同社に対してサポートを行ってきた。

一方、ダイドードリンコは、新規事業探索を目的として、ウィズ・ヘルスケアが所有する同社株式の一部譲渡を受けることに合意した。

ダイドードリンコとの資本関係が生じることで、相互の医薬品業界等の知見を活かし、両社のヘルスケア関連事業の展開及び拡充につながるものと期待される。両社の協業可能性についても注目していきたい。

なお、ウィズ・ヘルスケアは出資比率を維持する目的で、2013年5月に発行した第2回新株予約権9個(95,337株)の行使を請求することに合意しており、ジーンテクノサイエンスは行使価額1.79億円を受領する予定。受領した資金は予定どおり研究開発に充てるとしている。

《SF》

 提供:フィスコ

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