市場ニュース

戻る
 

【材料】ソフトバンクが3カ月ぶり7000円割れ、海外の逆風材料受けて需給悪浮き彫りに

 ソフトバンクグループ<9984>が大幅反落となり、4月7日以来3カ月ぶりに7000円の大台を割り込んだ。ギリシャ債務問題を巡る不透明感に加え、中国・上海株式市場の急落で買い手控えムードが強まり、東京市場は再び下値模索の展開にある。そのなか、同社にとって直接的な収益面でのデメリットは少ないものの、海外機関投資家のリスク許容度低下や個人投資家の不安心理増幅に伴う見切り売りなど、株式需給面での下げ圧力が軟調な株価動向に反映されている。日経平均が一時500円以上の下落をみせた週明け6日に、同社株は安値7011円とかろうじて大台割れを凌いだが、信用買い残の多さなどが重荷となってその後の戻り足も鈍く、きょう改めて投げを誘うかたちとなった。

ソフトバンクの株価は12時30分現在6899円(▼247円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

最終更新日:2015年07月08日 12時43分

株探からのお知らせ

    日経平均