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【特集】三栄コーポレーション Research Memo(3):売上貢献の高い家具・家庭用品、利益貢献の高い服飾雑貨及び家電


■会社概要

(2)事業概要

三栄コーポレーション<8119>の事業は、「家具・家庭用品事業」、「服飾雑貨事業」、「家電事業」、「その他」に分類される。「家具・家庭用品事業」は国内外の大手企業に対してOEM製品を調達する事業がメインである。2015年3月期において全社売上高の51.8%を占めるが、営業利益としては15%にとどまる。「服飾雑貨事業」は、ビルケンシュトック(サンダル)やキプリング(バッグ)など販売権を持つブランド商品の輸入販売および国内外向けOEM事業を行っている。当該セグメントの売上高は全体の27%と規模は相対的に小さいが、営業利益としては80%を占め、利益率が高い。「家電事業」は、OEM製品調達とブランドビジネスの両方があり、ブランドとしては、ビタントニオ(調理家電)やモッズヘア(理美容家電)が主力である。この事業も、売上げよりも利益の寄与が大きい(売上げの12%、営業利益の41%)。「その他」の事業セグメントはペット商材などを取り扱う。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)

《HN》

 提供:フィスコ

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