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【材料】富士フイルムが反発、再生医療分野に経営の軸足

 富士フイルムホールディングス<4901>が6日ぶり反発。株価はここ全体の地合い悪もあって大きく調整を入れたものの、前日時点で25日移動平均線とのマイナスカイ離が6.1%に達しており、突っ込み警戒感からの買い戻しを誘っている。同社は次の成長ステージに向け再生医療などを中心としたヘルスケア分野に経営資源をシフトしている。政府はiPS細胞技術の研究開発を全力で支援する構えにあり、13年から22年度までの10年間で約1100億円の予算が計上されているほか、昨年11月に再生医療の実用化を目指す「再生医療安全確保法」と「医薬品医療機器法」(旧薬事法)の関連2法が施行されるなど、法律面でのバックアップも厚い。この流れが同社の成長シナリオを後押しする可能性も指摘されている。

富士フイルムの株価は13時40分現在4457.0円(△83.5円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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