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【材料】六甲バターなどTPP関連株が堅調、TPA法案の可決で7月大筋合意の期待も

 六甲バター<2266>や亀田製菓<2220>など環太平洋経済連携協定(TPP)関連株が堅調。六甲バターは3日続伸で一時、前日比108円(8.2%)高の1420円まで買われ、年初来高値を更新。亀田菓も3日続伸している。TPP妥結の前提となる米大統領貿易促進権限(TPA)法案が24日(日本時間25日早朝)に再可決された。TPA法案が成立したことで、TPPの交渉は大きく前進することが見込め、7月中の大筋合意が視野に入ってきた。7月下旬にも参加12カ国による閣僚会合が開かれ、大筋合意に向けた協議が行われる見通しだ。
 この日は、チーズ関税の引き下げが期待される六甲バターや加工米の輸入関税引き下げのメリットが期待される亀田製菓が値を上げているほか、国際的な物流の活発化で恩恵を受ける三井倉庫ホールディングス<9302>や東洋埠頭<9351>など倉庫・港湾株の一角も高い。

六甲バターの株価は9時47分現在1397円(△85円)
亀田菓の株価は9時47分現在4745円(△60円)
三井倉HDの株価は9時47分現在396円(△2円)
洋埠頭の株価は9時47分現在217円(△8円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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