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【材料】情報セキュリティ関連が高い、年金情報125万件流出で見直し買い

 テリロジー <3356> [JQ]やフォーカス <4662> [東証2]、ラック <3857> [JQ]、KTK <3035> [JQ]、セキュアヴェ <3042> [JQG]など情報セキュリティ関連株が高い。

 1日、日本年金機構がサイバー攻撃により年金情報約125万件が外部に流出したと発表したことを受け、情報セキュリティ対策の強化による恩恵享受を期待する買いが関連株に向かった。

 日本年金機構の発表によると、職員のパソコンが「標的型メール攻撃」でウイルスメールに感染し外部から不正アクセスを受けたもので、流出したデータには加入者の基礎年金番号、氏名、生年月日が含まれる。公的機関から情報が流出した事案では過去最大規模となる。

 16年1月のマイナンバー(社会保障と税の共通番号)制度始動を控え、情報セキュリティ対策の重要性が浮き彫りとなった形で、関連株を見直す動きが広がった。デジアーツ <2326> 、トライアイズ <4840> [JQG]、NVC <3394> [東証M]、アズジェント <4288> [JQ]、FFRI <3692> [東証M]なども上昇。

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