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【材料】リケンテクノス---株価に割安感、海外の電材および自動車市場向けが好調


リケンテクノス<4220>は創業以来培われてきた合成樹脂加工に係わる総合的な技術をベースに「コンパウンド事業(主に押出成型や射出成型に使われる材料)」「フイルム事業」「食品包材事業」の3事業を柱に国内外で事業を展開している。

5月8日に発表された2015年3月期決算は、売上高が前期比11.0%増の919.3億円、経常利益が同1.2%増の40.6億円となった。フイルム事業と食品包材事業の低迷が響いたものの、特に海外の電材および自動車市場向けが好調なコンパウンド事業でカバーした。2016年3月期は売上高で前期比9.9%増の1,010.0億円、経常利益で同30.5%増の53.0億円と連続増収増益の予想。

業績の拡大が続いている状況下、現状の株価水準における配当利回りは約2%、PBRは1倍を大きく下回り、割安感があろう。

《FA》

 提供:フィスコ

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