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【材料】カルナバイオがカイ気配、TNIKキナーゼ阻害剤に関し米特許商標庁から特許査定通知を受領

 カルナバイオサイエンス<4572>は、前日のストップ高に続きこの日も朝方からカイ気配で推移している。前日は国立がん研究センターとの共同研究契約延長を好感した買いが株価を押し上げたが、この日は12日の取引終了後、国立がん研究センター(東京都中央区)との共同研究で創出したTNIKキナーゼ阻害剤の特許出願に関して、米国特許商標庁から特許査定通知を受領したと発表したことを好感した買いが入っている。
 TNIKキナーゼは、がんの発生や幹細胞の維持に深く関与していると考えられているWntシグナル伝達経路において重要な役割を果たしているキナーゼタンパク質の一つ。同社では、08年6月に国立がん研究センターと共同研究契約を締結して以降、継続的にTNIK阻害薬の創製に関する研究開発を行っており、今回の特許査定で知的財産の強化につながったとしている。

カルナバイオの株価は9時11分現在1070円(△105円)カイ気配


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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