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【特集】ガンホー・オンライン<3765>成長鈍化を警戒した売りは一巡


ラジオNIKKEI マーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業分析』4月16日放送において、ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>を取り上げている。主な内容は以下の通り。

■注目ポイント
PCオンラインゲーム、スマートフォンゲーム、コンシューマゲームを手掛け、「パズル&ドラゴンズ」は大ヒット。同社はニンテンドー3DS用ソフト『PUZZLE & DRAGONS SUPER MARIO BROS. EDITION(パズル&ドラゴンズ スーパーマリオブラザーズ エディション)』を4月29日に発売する。任天堂<7974>とディーエヌエー<2432>との資本提携によってゲーム業界の再編機運も高まりやすいなか、スーパーマリオブラザーズ エディションの発売に向けて、思惑も強まりやすいとみておきたい。

■成長鈍化を警戒した売りは一巡
スマホゲームについては各社競争が激化しており、ヒット如何の状況から循環的な物色になりやすい。12年12月期は減収ながらも、パズドラの好調は続いているほか、海外展開への期待感も根強い。株価は13年5月高値(1633円:分割考慮)をピークに、成長鈍化懸念から調整トレンドが継続。一方で400円処でのボトム形成が意識されており、成長鈍化を警戒した売りは一巡しているだろう。業界再編機運が高まりやすいなか、見直し余地は大きいと見ておきたい。

■日経平均2万円到達で目先は日柄調整
日経平均が15年ぶりに2万円を回復し、いったんは達成感に伴う利益確定が意識されている。上昇基調にある銘柄は利益確定の売りが出易い半面、相対的に出遅れている銘柄に対しては、水準訂正を狙った資金が向かいやすいと考えられる。PERは9倍台、ROEは60%台と高ROEとしての関心も根強い。信用倍率は1倍台が続いており、取組み妙味も手掛かり材料に。

ラジオNIKKEI マーケットプレス
『フィスコ presents 注目企業分析』毎週月・木曜14:30~14:45放送

《TM》

 提供:フィスコ

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