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【通貨】30日の為替相場見通し=FOMC結果などを注視

 30日の東京外国為替市場のドル円相場は、米国市場の動向に左右されそうだ。予想レンジは1ドル=118円30~119円80銭、1ユーロ=128円50~131円00銭。この日の東京市場では、119円10銭前後を中心としたもみ合い状態が続き、小動きに終始した。日本は29日が祭日で休場となることに加え、29日、30日と注目イベントを控えていることから、積極的なポジションを傾ける動きはみられなかった。29日は米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果と米1~3月期国内総生産(GDP)の発表がある。FOMCはその声明文が注目されるほか、GDPは前期比1.0%増程度の成長が見込まれている。FOMC声明文ではハト派的な内容、GDPは弱含みの結果を予想する見方も出ており、ややドル安・円高方向に動く可能性もある。波乱がなければ30日の日銀金融政策決定会合を控え、なお往来相場が続くことが予想される。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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