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【市況】富田隆弥の【CHART CLUB】 「上昇基調継続だが、ここは上値ポイント」


日経平均は4月20日に1万9474円まで調整し下値正念場と見ていたが、三たび25日線や下値抵抗線を下支えとして切り返す。そして、10日高値2万0006円を抜くと、23日2万0252円へと一気に加速した。適度に調整を挟みながらの上昇基調は強く、2000年2万0833円指向の流れも継続したことになる。

◆ただ、週足N波2万0093円や日足N波2万0127円を達成し、22日、23日の変化日高値となり、3月23日高値→4月10日高値を結ぶ高値ラインに抵触し、ここが目先の「上値正念場」と見ることもできる。

◆23日高値2万0252円を突破するなら「2万0833円指向」へさらに加速する可能性あるが、逆に調整入りするならテクニカルの過熱もあり、10月17日の「安値期日」を再度意識することになる。その意味で転換線やボリンジャーバンド+1σの下値ポイントは再び注視しておきたい。30日の日銀会合、そして大型連休控えという今週は1つのポイントになりやすい。

(4月23日 記)

「チャートブック週足集」No.2022より転載 情報提供:富田隆弥のチャートクラブ

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