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【市況】東京株式(前引け)=押し目買い意欲高まり急反発

 2日前引けの日経平均株価は前日比241円高の1万9275円と急反発。前場の東証1部の売買高概算は11億1318万株、売買代金概算は1兆2380億5000万円。値上がり銘柄数は1411、対して値下がり銘柄数は341、変わらずは125銘柄だった。 
 きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場でNYダウ、ナスダック指数ともに続落となるなかで強さを発揮。寄り付きから押し目買いが優勢となった。寄り後も主力株をはじめ広範囲に買い戻され強調展開を継続、全体の75%の銘柄が上昇する買い気の強い地合いとなった。日本郵政が15年度からの中期経営計画において、傘下のゆうちょ銀行が今後、外国債券や株式などリスク資産への投資を積み増す方針にあることを発表、これが投資家心理の改善につながったという見方もある。
 個別ではトヨタ<7203>が高く、ファナック<6954>も上昇。レナウン<3606>が値上がり率トップに買われたほか、エイチーム<3662>も値を飛ばした。トクヤマ<4043>も高い。半面、第一精工<6640>、新電元<6844>が大幅安。オリンパス<7733>が売られ、SUMCO<3436>も下落した。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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