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【通貨】外為サマリー:1ドル119円60銭前後のドル安・円高、米経済指標は弱めの結果に

 2日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=119円62銭前後と前日午後5時時点に比べ27銭のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=128円64銭前後と同28銭のユーロ安・円高で推移している。
 前日のニューヨーク市場で発表された3月ADP雇用統計は、前月比18.9万人増と市場予想(22.5万人増)を下回った。また、米3月ISM製造業景況感指数も51.5と市場予想(52.5)に届かなかった。市場では「最近の経済指標には、さえない結果が多い」(アナリスト)ことを懸念する声が増えており、米景気の先行きに警戒感が台頭している。3日に米雇用統計の発表を控えていることもあり、この日の東京市場に移ってからは119円60銭台を中心とするもみ合いが続いている。
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0753ドル前後と前日に比べ横ばいで推移している。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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