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【通貨】外為サマリー:1ドル120円10銭前後のドル高・円安、年度末で手控え気分も

 31日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=120円10~11銭近辺と前日午後5時時点に比べ43銭のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=129円48~52銭と同14銭のユーロ安・円高で推移している。
 ドル円相場は午前10時30分過ぎに一時、120円36銭とこの日の高値をつけた後は、上値の重い展開となり、午後に入り120円10銭前後へ値を下げた。昨日の夕方から、中国の金融緩和思惑などを背景にドル高・円安が進んだことから、上値では利益確定の売りも膨らんだ。この日は年度末ということもあり、積極的な売買は手控えられたようだ。
 あすは3月日銀短観が発表される。大企業製造業の業況判断指数(DI)は14と前回(12)からの改善が予想されている。また、この日は米国で3月消費者信頼感指数などの発表が予定されている。
 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0782~83ドルと前日に比べ 0.0049ドルのユーロ安・ドル高で推移している。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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