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【通貨】あす(31日)の為替相場見通し=119円台後半の往来も

 あすの東京外国為替市場のドル円相場は、119円台後半での往来相場となる可能性がありそうだ。予想レンジは1ドル=119円10~120円30銭、1ユーロ=129円30~130円80銭。この日は、夕方まで模様眺め気分が強まり119円20銭前後を中心とする一進一退が続いた。ただ、市場に中国の追加緩和観測が流れたことなどもあり、夕方に入り一時119円80銭前後までドル高・円安が進んだ。欧州時間にドル買い・円売りが優勢となったが、週末4月3日の米3月雇用統計の発表を前に手控え気分は強く依然、模様眺め姿勢が強まる可能性がある。この日は米2月個人所得・消費の発表やフィッシャー米連邦準備制度理事会(FRB)副議長の講演が予定されており、その内容が注目される。ただ、NYダウやナスダック指数が高値圏で神経質な値動きとなっており、米株式市場の動向次第では為替相場が影響を受ける可能性がある。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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