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【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:ザ・パック、キッコマン、UNITED、gumi

■ザ・パック <3950> 2,561円  +160 (+6.7%)   11:30現在  東証1部 上昇率7位
 27日、ザ・パック <3950> が発行済み株式数(自社株を除く)の1.51%にあたる30万株(金額で8億5000万円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は4月1日から6月30日まで。

■キッコーマン <2801> 3,920円  +195 (+5.2%)   11:30現在
 キッコマン <2801> が急反発。日経新聞が28日付で「キッコーマンの2015年3月期は連結営業利益が前期比約4%増の247億円前後と従来予想の水準を確保する見通しだ」と報じたことが買い材料視された。報道によると「08年3月期以来7年ぶりに過去最高を更新する」という。国内は消費増税の影響で苦戦したが、海外のしょうゆ販売の伸びと円安効果で営業増益となるとしており、好調な業績を評価した買いが向かった。

■ユナイテッド <2497> 1,607円  +67 (+4.4%)   11:30現在
 27日、UNITED <2497> [東証M] が非開示だった15年3月期の連結経常利益は前期比4.1倍の6.2億円(予想レンジ中値)に拡大する見通しとなったと発表したことが買い材料。広告事業でスマートフォン向けリアルタイム入札型広告が大きく伸びることが寄与。メディア事業の収益拡大や持分法投資利益の増加も大幅増益に貢献する。業績好調に伴い、未定としていた今期の年間配当は4円(前期は1円)実施する方針とした。

■gumi <3903> 1,462円  -156 (-9.6%)   11:30現在  東証1部 下落率トップ
 27日、gumi <3903> がgumi本体と開発会社gumiウエストの全従業員を対象に100人程度の希望退職者を募集すると発表したことで、開発人員の減少による事業環境の悪化を懸念する売りが向かった。希望退職者の募集期間は3月30日~4月17日までで、退職日は4月30日。今回の希望退職者募集に伴い発生する費用などについては、応募者数が確定次第、速やかに公表するとしている。 同時に同業のマイネット(非上場)に一部のモバイルゲームを売却することも発表したが買い材料視されなかった。

■nms <2162> 478円  +80 (+20.1%) ストップ高買い気配    11:30現在
 nms <2162> [JQ]がストップ高買い気配。日経新聞が30日付で「受託製造と人材派遣の日本マニュファクチャリングサービス(nms)は、電子機器の受託製造サービス(EMS)事業を拡大する」と報じたことが買い材料視された。報道によると「兼松と資本・業務提携し、2017年をメドに北米で電子部品の生産体制を整える」という。兼松 <8020> のネットワークを活用して日系企業の進出が相次ぐ北米でも事業を伸ばすとしており、将来的な収益拡大を期待した買いが向かった。

■暁飯島工業 <1997> 1,794円  +300 (+20.1%) ストップ高買い気配    11:30現在
 27日、暁飯島工業 <1997> [JQ] が15年8月期の経常利益(非連結)を従来予想の2.8億円→4.8億円に71.4%上方修正。従来の34.3%減益予想から一転して12.7%増益見通しとなったことが買い材料。手持ち工事の順調な進捗で、売上が計画を上回ることが寄与。原価管理の徹底による工事採算の改善も上振れに大きく貢献する。

■クロスキャット <2307> 574円  +80 (+16.2%) ストップ高    11:30現在
 27日に発表した「ユニチカ情報システムを完全子会社化」が買い材料。
 ユニチカ情報システムの全株式を取得し子会社化。西日本での事業展開とエンドユーザービジネスの統合によるシナジーの拡大を目指す。

■アドベンチャー <6030> 4,945円  +395 (+8.7%)   11:30現在
 27日、アドベンチャ <6030> [東証M]がモバイルコンテンツの企画・開発・運営などを手掛けるミックナイン(非上場)と資本・業務提携したことが買い材料視された。同社の航空券予約プラットフォームを構築するに当たり、ミックナインのノウハウ・人材や同子会社が運営している旅行事業などで相互にメリットがあると判断。今期業績に与える影響は軽微としつつも、今後の展開に期待した買いが向かった。

■神島化学工業 <4026> 605円  +19 (+3.2%)   11:30現在
 神島化 <4026> [東証2]が大幅続伸。日経産業新聞が30日付で「神島化学工業は医薬品原料や難燃剤に使うマグネシウム化合物を4割増産する」と報じたことが買い材料視された。報道によると「投資額は約15億円で、2016年半ばまでに主力の詫間工場(香川県三豊市)の設備を増やす」という。米国を中心にサプリメントや医薬品の原料となるマグネシウム化合物のシェア拡大を睨み増産体制を整える。

■大研医器 <7775> 1,294円  +40 (+3.2%)   11:30現在
 27日に発表した「研究開発兼工場用地と建物を新規取得」が買い材料。
 研究開発兼工場用地と建物を新規取得。今後の新製品開発と新たな生産拠点として活用。

■九州電力 <9508> 1,154円  +29 (+2.6%)   11:30現在
 27日に発表した「出光、東ガスと3社共同での石炭火力発電所の開発検討で合意」が買い材料。

■ミルボン <4919> 3,730円  +85 (+2.3%)   11:30現在
 27日に決算を発表。「1-3月期(1Q)経常は15%増益で着地」が好感された。
 ミルボン <4919> が3月27日大引け後(15:00)に決算を発表。15年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比15.4%増の9.8億円に伸びたが、通期計画の43.6億円に対する進捗率は22.4%となり、前年同期の20.2%とほぼ同水準だった。
  ⇒⇒ミルボンの詳しい業績推移表を見る

■三益半導体工業 <8155> 1,336円  -59 (-4.2%)   11:30現在  東証1部 下落率10位
 27日に決算を発表。「12-2月期(3Q)経常は18%減益」が嫌気された。
  ⇒⇒三益半導体工業の詳しい業績推移表を見る

■メッツ <4744> 29円  -2 (-6.5%)   11:30現在
 27日に業績修正を発表。「今期最終を一転赤字に下方修正」が嫌気された。
 メッツ <4744> [東証M] が3月27日大引け後(16:00)に業績修正を発表。15年3月期の最終損益(非連結)を従来予想の1億1500万円の黒字→2億1800万円の赤字(前期は1億6800万円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
  ⇒⇒メッツの詳しい業績推移表を見る

●ストップ高銘柄
 レナウン <3606> 175円  +50 (+40.0%) ストップ高    11:30現在
 創健社 <7413> 248円  +50 (+25.3%) ストップ高    11:30現在
 モバイルファクトリー <3912> 2,699円  +484 (+21.9%) 一時ストップ高    11:30現在
 倉元製作所 <5216> 639円  +100 (+18.6%) ストップ高    11:30現在
 ファーストロジック <6037> 3,300円  +500 (+17.9%) ストップ高    11:30現在
 など、9銘柄

●ストップ安銘柄
 i商品 <2021> 4,040円  0 (0.0%) ストップ安売り気配    11:30現在
 など、1銘柄

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