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【通貨】外為サマリー:1ドル119円20銭前後で一進一退、再度様子見姿勢強まる

 27日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=119円19~20銭近辺と前日午後5時時点に比べ57銭のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=129円69~73銭と同94銭のユーロ安・円高で推移している。
 ドル円相場は119円20銭前後を中心とする一進一退。前日はサウジアラビア主導によるイエメン軍事作戦の開始などが懸念され、大幅な一時118円前半まで下落する大幅なドル安・円高が進んだが、この日は119円台前半に値を戻した後は、もみ合い相場が続いた。
 中東情勢などは懸念されるが、市場の関心は米金融政策に向かっており、この日のイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演を前に手控え気分が出ている。また、来週は4月1日の日銀短観のほか3日の米雇用統計が予定されており、その結果を確かめたいとの姿勢も強まっている。
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0880~81ドルと前日に比べ 0.0132ドルのユーロ安・ドル高で推移している。





出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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