【注目】話題株ピックアップ【夕刊】（2）：イクヨ、小野測器、サンテック、セキュアヴェ

■イクヨ <7273> 269円　 +10 (+3.9％)　　　本日終値
　18日、イクヨ <7273> [東証２] が15年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の4.8億円→7.6億円に57.0％上方修正。従来の19.1％減益予想から一転して27.1％増益見通しとなったことが買い材料。今期業績の上方修正は昨年11月に続き、3回目。三菱自 <7211> 向けを中心に内外装樹脂部品の受注が想定より伸び、売上が計画を11.3％も上回ることが利益を押し上げる。

■小野測器 <6858> 992円　 +30 (+3.1％)　　　本日終値
　18日、小野測器 <6858> が発行済み株式数(自社株を除く)の5.05％にあたる63万株(金額で6億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は19日から16年2月29日まで。

■サンテック <1960> 511円　 +1 (+0.2％)　　　本日終値
　18日、サンテック <1960> [東証２]が発行済み株式数(自社株を除く)の4.24％にあたる90万株(金額で4億5900万円)を上限に、19日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買い(買い付け価格は18日終値の510円)を実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。

■セキュアヴェイル <3042> 839円　 -84 (-9.1％)　　　本日終値
　18日、東証と日証金がセキュアヴェ <3042> [ＪＱＧ]について19日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施すると発表したことが嫌気された。東証は委託保証金率を現行の30％以上→50％以上(うち現金を20％以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30％→50％(うち現金を20％)とする。信用規制による人気離散を警戒した売りが向かった。

■カーディナル <7855> 1,061円　 -59 (-5.3％)　　　本日終値
　18日、東証と日証金がカーディナル <7855> [ＪＱＧ]について19日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施すると発表したことが嫌気された。東証は委託保証金率を現行の30％以上→50％以上(うち現金を20％以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30％→50％(うち現金を20％)とする。信用規制による人気離散を警戒した売りが向かった。

■フェローテック <6890> 735円　 +58 (+8.6％)　　　本日終値
　19日付の朝刊で「来期に太陽電池向け部品事業が黒字へ」と一部報じられたことが買い材料視された。

■黒崎播磨 <5352> 258円　 +7 (+2.8％)　　　本日終値
　18日に発表した「中計、17年度経常利益65億円を目標」が買い材料。
　中期計画を策定。18年3月期に経常利益65億円(14年3月期実績30億円)を目標。

■光彩工芸 <7878> 279円　 +5 (+1.8％)　　　本日終値
　18日に決算を発表。「前期経常が一転赤字で下振れ着地・今期は黒字浮上へ」が好感された。
　光彩工芸 <7878> [ＪＱ] が3月18日大引け後(16:00)に決算を発表。15年1月期の連結経常損益は1800万円の赤字(前の期は1300万円の黒字)に転落したが、16年1月期は6000万円の黒字に急浮上する見通しとなった。
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