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【市況】日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は64円高、ソフトバンクなどが堅調


【日経平均は64円高、ソフトバンクなどが堅調】

9時30分現在の日経平均株価は、18787.81円(前日比+64.29円)で推移。日経平均は続伸で始まった。11日の米国市場は利上げへの警戒感から弱含みだったが、シカゴ日経225先物清算値が大阪比130円高の18780円となる中、これにさや寄せする格好からのスタートに。その後もじりじりと上げ幅を広げてきており、18800円台を回復する場面も。

セクターでは保険、精密機器が1%超の上昇となっているほか、繊維、ゴム製品、ガラス土石、小売、金属製品、証券、海運、不動産などが堅調。一方で、原油先物相場の下落を受けて、石油石炭、鉱業が下落。食料品、非鉄金属などが小安い。売買代金上位では、ソフトバンク<9984>、トヨタ<7203>、三菱UFJ<8306>、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、エーザイ<4523>、JAL<9201>などが堅調。半面、OLC<4661>、三井住友<8316>、マツダ<7261>、JT<2914>などが冴えない。

【ドル・円は121円49銭付近、米早期利上げ観測によるドル買いが継続】

ドル・円は121円49銭付近で推移。11日のニューヨーク外為市場では、クーレ欧州中央銀行(ECB)理事や米格付け会社S&PがECBによる量的緩和(QE)拡大の可能性を指摘したため、欧州の債券利回り低下によるユーロ売りが加速。クロス円に絡む円買いがドル・円の上値を抑制する格好となったが、米早期利上げ観測によるドル買いが継続しており、ドル・円は強含み。東京市場でも同様の動きになっているほか、日経平均が強含んでいることでリスク選好的な円売りも観測されている。

9時30分時点のドル・円は121円49銭、ユーロ・円は128円03銭、ポンド・円は181円35銭、豪ドル・円は92円43銭で推移している。

《KO》

 提供:フィスコ

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