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【材料】太洋工業が買い気配、食品ラップ並みの極薄片面FPCを開発

 9日、太洋工業 <6663> [JQ]が食品用ラップフィルムと同じ厚さ(最小基板厚10μm)の片面FPCを医療用ウエアラブル機器向け基板として開発したと発表したことが買い材料。

 すでに一部の先端医療開発用途にサンプル出荷を開始。今後はウエアラブル医療機器やスポーツ科学分野のほか、軽量・省スペース化が求められる電子機器分野へのサンプル出荷を拡大する方針。

 同社の従来製品に比べ厚さで約75%薄型化、重さで約30%軽量化を実現したとあって、市場の成長が見込まれるウエアラブル機器での採用拡大に期待する買いが向かった。
(「株探」編集部)

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