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【通貨】外為サマリー:1ドル119円70銭台の横ばい続く、ユーロは03年9月以来の安値圏

 5日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=119円77~78銭近辺と前日午後5時時点に比べ11銭のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=132円70~74銭と同1円02銭のユーロ安・円高で推移している。
 前日のニューヨーク市場で発表された米2月ADP雇用統計は21万2000人増と市場予想(21万9000人増)を下回った。ただ、米2月ISM非製造業景況感指数は56.9と市場予想(56.5)を上回ったこともあり、119円70銭前後でのもみ合い相場が続いた。
 この日の東京市場に移ってからも手掛かり材料難のなか、119円後半での往来が続いている。6日の米2月雇用統計の発表を控え、積極的にポジションを傾ける動きはみられない。
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1080~81ドルと前日に比べ 0.0095ドルのユーロ安・ドル高。5日の欧州中央銀行(ECB)理事会を前にユーロ売り・ドル買いが膨らんでいる。ユーロは4日のニューヨーク市場で一時、1.1063ドルをつけ、2003年9月以来の水準に値を下げている。





出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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