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【市況】東京株式(寄り付き)=売り買い交錯も利食い優勢

 5日の東京株式市場は売り買い交錯も売り優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比45円安の1万8658円と続落。前日の米国株市場でNYダウが106ドル安、ナスダック指数も12ポイント安といずれも続落しており、これを受けて売りが先行した。シカゴ日経平均先物は前日の大阪取引所の清算値を上回って着地しており、目先は利食い一巡感もあったが、東証1部の騰落レシオは前日時点で121%台まで下がっているとはいえ依然として過熱ゾーンにあり、今週末6日に予定される米2月の雇用統計発表を控え、この結果を見極めたいとの思惑もあり上値も重い。寄り付き時点で業種別には33業種中、安いものが多く、値下がりで目立つのはガラス土石、サービス、輸送用機器、精密機器、鉄鋼など。半面、繊維、鉱業などが高い。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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