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【通貨】NY為替:ドル・円は119円70銭、米ベージュブックなどを受けてドル買い再燃


4日のニューヨーク外為市場で、ドル・円は119円47銭から119円80銭まで上昇し119円70銭で引けた。米国の2月ADP雇用統計が予想を小幅に下振れたためドルが弱含んだ後、2月ISM非製造業景況指数(総合)が予想外に上昇したことや米地区連銀経済報告(ベージュブック)で米国経済の拡大が継続していることが確認されたためドル買いが再燃した。

ユーロ・ドルは、1.1144ドルから1.1062ドルへ下落し1.1170ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)定例理事会を控えて欧米金利差の拡大観測に伴うユーロ売りに拍車がかかった。ユーロ・円は、株安に連れたリスク回避の円買いに133円18銭から132円41銭まで下落した。ポンド・ドルは、1.5344ドルから1.5252ドルまで下落した。ドル・スイスは、0.9593フランから0.9681フランまで上昇した。


[経済指標]

米・2月ADP雇用統計:前月比+21.2万人(予想:+21.9万人、1月:+25.0万人←+21.3万人)
米・2月ISM非製造業景況指数(総合):56.9(予想:56.5、1月:56.7)
米・2月サービス業PMI改定値:57.1(予想:57.0、速報値:57.0)
米・2月総合PMI改定値:57.2(速報値:56.8)

《KO》

 提供:フィスコ

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