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【市況】3月2日のNY為替・原油概況(120.15)


 2日のニューヨーク外為市場でドル・円は、119円71銭から120円16銭まで上昇し120円10銭で引けた。

米雇用統計の発表を今週末に控え、米国の1月コアPCE価格指数が予想に一致し安定性を見せたことや個人消費支出(PCE)が実質ベースで増加に転じたことを受けて債券利回りの上昇に伴うドル買いが優勢となった。また、中国の利下げを受けてリスク選好の円売りにも拍車がかかった。

ユーロ・ドルは、1.1236ドルから1.1177ドルへ下落し1.1185ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)による資産購入開始を控えてユーロ売りが続いた。ユーロ・円は、134円60銭へ上昇後、134円21銭まで反落。

ポンド・ドルは、1.5394ドルから1.5352ドルまで下落した。

ドル・スイスは、0.9546フランから0.9598フランまで上昇した。


[経済指標]・米・1月コアPCE価格指数:前年比+1.3%(予想:+1.3%、12月:+1.3%)
・米・1月個人消費支出(PCE):前月比-0.2%(予想:-0.1%、12月:-0.3%)
・米・1月個人所得:前月比+0.3%(予想:+0.4%、12月:+0.3%)
・米・2月ISM製造業景況指数:52.9(予想:53.0、1月:53.5)
・米・1月建設支出:前月比-1.1%(予想:+0.3%、12月:+0.4%)
・米・2月製造業PMI改定値:55.1(予想:54.3、速報値:54.3)

《KY》

 提供:フィスコ

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