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【市況】NY金:続落で1234.60ドル、米早期利上げ観測によるドル高で売り先行


NY金は続落(COMEX金4月限終値:1234.60 ↓28.10)。1261.50ドルから一時1228.20ドルまで急落した。この日発表された米国の1月雇用統計で、雇用者数の増加幅や平均賃金の伸びが予想を大きく上回ったことから、連邦準備理事会(FRB)の利上げ開始時期が早まるとの見方が広がり、全般的にドル高となったことが、金の強い売り圧力になった。

米国の1月の失業率は5.7%に上昇したが、非農業部門雇用者数が25.7万人増となり(予想は22.8万人増)、12月分も25.2万人増から32.9万人増に上方修正。また、平均時給は前月比0.5%の伸びとなった(予想は0.3%、12月がマイナス0.2%)。ドル・円は一時119円22銭まで上昇し、ユーロ・ドルは1.1312ドルまで下落した。

《KO》

 提供:フィスコ

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