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【通貨】外為サマリー:1ドル118円20銭台のドル高・円安、12月鉱工業生産などに反応限定的

 30日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=118円22~23銭近辺と前日午後5時時点に比べ53銭のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=133円91~95銭と同1円05銭のユーロ高・円安で推移している。
 前日のニューヨーク市場で発表された米新規失業保険申請件数は26.5万件と市場予想(30.0万件)に比べ雇用情勢の改善を示す内容だった。NYダウも上昇したことを受け、ドル買い・円売りが優勢となり118円台を回復した。
 これを受け、東京市場もドル高・円安でスタートした。午前8時20分過ぎには一時、118円45銭をつけた。ただ、買い一巡後は売りが出ており、やや上値が抑えられている。この日発表された12月の全国消費者物価(生鮮食品を除く)は前年同月比2.5%の上昇だったほか、12月の鉱工業生産指数速報(季節調整済み)は前月比1.0%上昇だったが、市場の反応は限定的だった。
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1326~27ドルと前日に比べ 0.0038ドルのユーロ高・ドル安で推移している。




出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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